試写会で「ダークナイト」。
アメコミは暗いね。その暗さが私は好きだ。
ヒロインがベンジー歌うところの赤いタンバリンな女の子みたいな。
特に美人じゃないけれど赤いタンバリンららら。別にタンバリン叩いてませんが。
ときどきとてもキュート。世界を救ってくれそう。
絶対悪は見ていてとても怖くとても魅力的です。理性とか悪になった要因とかそんなものはなく、生まれついての絶対的な悪。そういうのを見るとホッとする。なんでだろう。病んでるのかねオイラ。
ジョーカーは恐ろしくそしてファンキーである。この人がもうこの世界にいないなんてなあ……。あああああ。


物語世界でときどき、悪が、悪になるための理由づけがなされる、あれは私はあまり好きじゃないんだ。
悪い奴けど、でもあいつも同じ人間なんだなあ、みたいな人情ものになっちゃうと、同情しちゃうじゃない。
いままでで「や、そこ掘り下げなくても」と、何度思ったことか。
役柄としてのジョーカーはぜひともこのままで。そして愛を知らずに散って欲しい。希望。