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あまりにも放置してたらなにせ病人なので「ちょっとあなた元気なの更新されてないけどどうなってるの」とメールがいくつか届いたりして、いやいや元気ですよと更新します。すでに年越しも終え新年も終え二月ですね。
なにしてたっけ……。
いろいろやったんだけど放置しすぎて忘れてます。
仕事したりデートしたり友だちとご飯食べたり映画見たりゲームしたりしていたと思うよ。
必要なときに必要な優しさが欲しいね。
具体的なやつ。具合悪くて寝てた年越しだったので、そっと外のドアノブに食べ物を置いていってもらったときはマジでじーんとして泣いたりしたんですが、それもまた私の我が儘だったのかもなあ。などと思うとなにを求めたらいいのかも行方不明ですね。もうそんなこと聞かずにどんどんなんでもぶら下げていってくれるような人であって欲しいしそういうのが欲しい。どんと欲しい。
落ち込み気味なのは本当に頻繁に身体が痛くて、参っているからです。
寝てるときに特に痛くなるんだが検索したらそれって骨転移の症状なのね。ええええええ。って検査しないとわかんないし検査して「なにもなかったよー」ってなること多々だと思うが今回ばかりはわりと落ち込んでいるのは、つまり、昼もときどき「イーッ」ってなるような痛みが走ったりもするので、だから、痛いんだよ。うむ。
でも激痛じゃないし普通に暮らしてるから転移じゃないと思います。思いますがその「我慢できる痛みが夜になると身体を襲う」っていうのをずーっと布団のなかで耐えてるのはわりと精神的にきますね。
今夜と明日は同居人が夜遊びデーなのでもし起きるぐらいに痛いってなってもじーっとひとりで耐える度がいや増しまして脳内想定していてわりとげんなりする。でもかえって静かでいいのかな。しかし問題は。
ありとあらゆるところを汚して去っていったところである。だから痛いってんだからなんか片付けていけやゴラアっ。
入眠剤ダブル飲みの熟睡でどうにかしてみようと頑張ります。
明日は昼に出かけるのじゃ。
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クリスマスも無事に終え美味しくワインを飲んだりなんだり。
年越しはこれからだ。
来年についてはあまり先のことまで考えられないけど(体調についてなど少し先のことしか予測つかない。こんなに常時痛かったり怠かったりでは)三月ぐらいまでにやりたいことや、しなくちゃならないことは考えた。抱負というよりこれは計画かね。計画ですね。
ピラティスかヨガを定期的に習いたいとかトレセンに通いたいとか仕事のことやらいろいろと。
肩こりがひどくてね。
いま必殺温感湿布の強いやつを背中に貼りました。これは効き目がある。でもたしかこれ強いんだよね。あまり連日貼付したりしちゃいかんようなのをどこかで聞いたような。
これ貼るとしばらくのあいだ肩が動かせるようになる。ガリガリでゴリゴリで手が回せなくて大変なんですよ。
最近レンタルDVDをネットで借りてます。ラクチン。ネットで頼んだらメール便でおうちに届けてくれて見終えたらポストに投函して返すのです。いま一本50円セール期間らしくて二本借りて送料込みで三百円で十泊レンタル。
倦怠感はどうにもならないんですかね。これも副作用か。倦怠感があるのにトレセンにいくってどうなの。でも動かしてても動かさなくてもだるいのなら動いてたほうがまだしもな気がする。
明日は盛大にデートです。デートらしいデートです。夜景の見えるホテルのレストランで夕ご飯です。
年末だしね。
抱負かー。
仕事頑張りたいですね。
とりあえずそこですかねー。
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「シングルマン」
好きな人がいるのはわかるなーって映画。
私の感想は「うん。それ私はもうとっくに実感してるしいまさら映画で考え込む必要はない事象だし」。
でもうまく描いてるよなーって思いました。なんか参考になる的な。
主役の人がときどき困った犬みたいな顔になっててそこがキュートでした。
「第九地区」
もう勘弁してってぐらい怖かった。エビに感情移入。エビのことしか考えられない。人間怖い。
なんだろうこの感じ。「es」みたときのような「人間の集団信じてませんから。つーかもう怖い怖い人間怖い」という人不信ウィルスに感染しました。中2病です。
とにかくエビがかわいそうだった。
「ノルウェイの森」
小説も不思議ちゃんが出てきたなーって印象だったが実写映画では不思議ちゃん通り越してナオコが「必殺妖怪不思議少女」に見えて仕方なかった。あれどうしたら好きになれるの。顔が綺麗であればどれほど不思議でもモテるっていう映画なの? いやいや。まさか。キャラみんなセックスのことしか頭になくてびっくりした。青春とは勃起力ですね。
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治療の副作用で身体のあちこち痛い。こわばってる。毎日どこかが常に痛い。そして不快。
ペットボトルの蓋ですらときどき開けるのに苦労して「開けて」と同居人に頼む日々。蛇口もちゃんとしめられないときがあり「閉めて」と頼むたときもあったり。こんなときに使用人が欲しいね。執事よ。執事がいまの私には必要よ!
そんななかでもちょとした快適さを求めてアロマ焚いてみたり可愛い格好してみたり。
たまにデートして美味しいもの食べたり。
もちろん仕事もする。仕事の打ち合わせで美味しいもの食べさせてもらう機会があったり。
本を読んだり。映画を見たり。
都条例に反対したり。
生きていくのに娯楽は大切だ。
道を歩いてて、道を聞かれて立ち止まったら「実は嘘です。不審に思わないでくださいね。綺麗な人だなと思って、声かけなくちゃと思って声かけたんです。ナンパなんです」とあらためて言われてびっくりした。最終的に握手をして別れる。
この近辺、歩いててナンパされることがたまーにあるのでびっくりする。
札幌ではなかったぜ? それに若いときはかえってこういうのなかったぜ。なんだろうなあ、これ。
私が最近ずっとスキだらけの顔して歩いてるってことなのかなと。本物の美人で若い人って絶対にこういう声のかけ方されないもんなー。
はー。パッといいことないかなーと思う日々。
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「ミックマック」見てきました。
「アメリ」作った人の映画。銃の暴発で頭に銃弾が入ったまま生活しなくちゃならなくなった男性。退院したらアパートから追い出されてるわ、荷物は盗まれるわ、仕事場はなくなってるわ。浮浪者になってから、浮浪者仲間と、廃品回収などをして過ごしていたが、自分をこんな目に遭わせた武器会社に復讐したくなった主人公は……。
シリアスに描こうとしたらいくらでもシリアスになるのに、実に、くだらない仕返ししかしない主人公たちが愛らしい。そして切ない。誰も殺さないように、それでいて武器会社に復讐をしたいというその気持ち。
可愛らしくてシニカルで好きな映画だ。
「マザーウォーター」も見てきました。
「かもめ食堂」から脈々と……いつまでもこのスタイルで貫きとおすのか!?
今回のは食べ物にそんなに惹かれることはなかった。すべては「水」。水の美味しい土地で、水を活かした仕事をする女たちと、その付近をふらふらしたり、ふらふらされたりする男たちと、子ども。
もたいさんはいつも大好き。でもさあ、こんな話し方しかしない女ばかりが周囲にいたら、私、キーッとなりそうよ。
皆さんまったりと、おっとりと、妙に抽象的な話ばかりしているのだ。
きっと私は「おまえらみんな説教臭くて、うざいわ!」と、あのただなかにいたらウキーッってなる。