大不況には本を読む (中公新書ラクレ)

大不況には本を読む (中公新書ラクレ)

「浮上せよと活字は言う」を書いた橋本治さんがなにをどう語ってるのかなと思い購入。
相変わらず、納得するが、読み手をどこかに導くわけじゃない語り口というか、なんというか。でもそこが良い。本についてのものではなく経済について語っていた。
自分の頭であとは考えたり自分自身を導いたりすりゃあいいんだよな。
過去にももうなにもなく未来にも希望も持てないのならやっぱりここは二次元だな。二次元だぜ。二次元に夢と希望を求めて我ら旅立つ。
いや、そんなこと考えろとは言ってない内容。
水路にたとえた経済の説明はとてもわかりやすかった。なるほど。