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飛び出せ!自分マニア―銅像、仏像からゆるキャラ、いやげものまでMJワールド全開!
- 作者: みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
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アイデン&ティティはどうかと思うけど。オイラ大人として暮らしてるので「う、ぷぷぷ。むは」みたいな変な鼻息が漏れるけど。
こういうMJワールド爆裂な本は、くすくす笑いながら読めて良い。
- 作者: よしもとばなな
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/09/26
- メディア: 単行本
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そして私は、ばななさんには、自分の心のなかの最後の夏休みみたいな、もう本当に少女マンガの美しくそして大切な「決して他の媒体では表現しきれないようななにか」を求めているので、そこが良いのです。読者というのはなんと勝手なものだなあ。でも作者より読者のほうがいつだってえらいのだと私は思う。そして読者のほうが「作者より私のほうがこの作品を愛してるし、理解しているのよ」と思えるような作品こそが、その読者にとっての名作なのだ。名作というものは、そのときどき、その人によって変わりゆくものだ。
と、思って本を読み、映画を見ています。
「まぼろしハワイ」は表題作が好き。大好きだったら大切だったりした人を亡くして、もう一度あの人に会えたらなあとか、あの人に優しくしておきたかったなあとか、なにかしら後悔のある人には染みる部分があるように思う。しかも少女マンガ的に。そう、少女マンガ的に。
必要な人にとっては必要な空気が含まれているが、不要な人にはまったくピンとこない小説なのだろう。
それでいいじゃん。