年明けたらセールだ。セールには参加する。そしてやっぱり買ってしまう。はずだ。

頭使わないでいいものが読みたいなーと、銀色さんの、つれづれの新刊も買いました。途中、もう読まなくていいやと思ったときもあったんだけど、こないだ出た介護本がネットで評判よかったので、つれづれ再開一発目だし読むかなー、と。まだ半分も到達してないけど、いい感じです。つれづれのラストあたりにあった変な雰囲気がなくなってるように感じる。
でも変わらずに、かたくななとこは、かたくななままだけど。そこは個性だし。
銀色さんて自己イメージは「マイペースで他人の目を気にしない変人」なのかもしれないけど、つれづれ読んでると「マイペース」だけど、ものすごく他人の目とか他人からの評価を気にしてる人っぽく見えるんだよなー。自由人を自称するならもっと本気の意味で他者の視線を気にせず自由になればいいのにと思う。意識しすぎて勝手に他者視線に縛られて(でも縛ってるのは自分自身の心で)そのせいでひとりで暴れてるようにも見えて痛々しいときがある。
子どもたちが育ってきて安心。私が安心する必要はどこにもないが。
育児や犬との同居などは、つれづれ読んでて、あまりにも不向きなのではと思っていたので、なんだか他人の日記なのに息詰まる気持ちで読んでいたので。子どもが大きくなって、子どもではなく大人寄りになっていき、そして互いの自由空間の触れ合う時間軸が別々になっていったことで、銀色さんもやっとちゃんと呼吸できるようになり我に返ったかのような。
それとは別に「こんなに子の写真ばんばん掲載してていいのかな」と思いました。私が子どもだったら嫌だなあ。まったく自分に関わりのない人たちに自分の寝顔とか見られてるの。そして関わりのある人たちにも見られてて「おまえの母ちゃんの本におまえの寝顔のってたな」みたいに言われるのも。
かんちゃんはそのへん割り切ってるみたいだけど。