描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ
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松屋銀座 8階大催場 -2009.5.11

なぜか執事喫茶でタダ券をもらい、もともと絵本の絵で好きだったのと「アメリ」のインテリアなどでも好きだったので、行ってきました。仕事終えてから行こうってやってたら、きっと行けないまま終わるなと思ったので。
ウォレスとグルミットの野菜畑のやつの背景も描いてたんですね。とにかくすべての絵が好きです。そしてはじめ描いたものと二回目と三回目と……一年後との絵がすごく違ってるあたりも今回の展覧会で見て知って、さらに大好きになりました。いつまでもいつまでも直して書いて色塗って直して描き足して色塗ってしまう方なのですね。
「発表されたポスター」と、それを手元で直していった「いまの姿のその後の絵」みたいなのが並んでたりして、絵の全体像は同じなんだけど間違い探し的に色が違ったり猫のポーズが違ったり描き足されてたりなんだり、もう、おかしいよ。おかしいから。愛らしいから。
インタビュー映像もとても愛らしくて、アトリエの写真でご本人の隣にくつろぐ猫が凄い大きなあくびしてるのも可愛らしくて、インタビューの発言に私はいすごくきゅんとして帰ってきました。「好きなことをやって、それでお金を稼げて暮らしていけることがなにより幸福だと思う」というようなセリフなどなど。うまく言えないんだけど、そのときその場で映像とテロップとアトリエ風景を見て、じーん、としたのですよ。そうなのですよ。


実は展覧会の前半ではご本人がいらしててサイン会があったのですねー。わー。あのキュートなおっさんに生でお会いしたかったなー。後の祭り。