「猫よりできる」とコバエとの格闘ぶりを褒められました。うちの猫たちはハンターがひとりだけだった。あとは虫だろうがなんだろうが決して捕獲できないドン臭い奴らだった。というわけで私はうちの猫たちより捕獲力あるぞのコバエハンターです。
でも捕獲して撲滅してもMさんが新たに繁殖地を開拓するので終わりが見えません。
そんなに虫が嫌いならば、生ゴミを入れた袋の口を閉めるとか、ゴミ箱のふたをしっかり閉めるとか、そのへんのことをもっと当たり前に行って繁殖しないようにしたらいいのに。繁殖地ひとつ撲滅したらまた新たに別部屋で繁殖みたいな。
Mさんこの調子でひとりで暮らせるんでしょうか。虫見たら泣くけど虫を繁殖させる生活しかできない能力。
私が寝込んでいるときにお休みだったMさんにポカリと冷凍のうどんを頼んだら買ってきてくれた。が、うどんを作ることはできないし、洗濯もしないし、全体にこの人やっぱり大丈夫かひとりになれるのかと思った。私がやっちゃうからいけないんだろうけど、それだけの問題じゃなく、本人がやりたくないんだろうし。やりたくないけどやったほうがいいことと、やりたくなくてもやらねばならないこととあるが、掃除とか食事の支度って「やりたくなくてもやらなくてはならないこと」に当てはまる? 公共の場じゃなく自分スペースの掃除は「ねばならない」とはまた違ってくるような。
たぶん虫嫌いだからお金払ってでも業者に定期的に清掃してもらうことになるんだろうな、Mさんの未来ひとり暮らし。
私が寝てるあいだにMさんはコバエと格闘して空しく敗退していた。格闘の音を寝ながら聞いて、翌朝、身体をくの字にしてお腹を抱えてジェット噴射でコバエを五匹、六匹とどんどんしてめていく自分の姿に、こういうのに運動能力は関係ないんだなと思いました。対象物をあまりにも嫌いだととても遠いところから発射するから届かないんだろうなMさん。

なんだこのコバエ日記。
虫嫌いな人すみません。


仕事のこと考えてたら眠れなくなって睡眠薬飲んで無理に寝たけどいまいち眠りが足りてない。